最近見た映画の感想

最近、discordでボイチャしながらAmazonPrimeやNetflixの映画をワイワイ見るっていうのをやってます。アマプラもネトフリも見ることが出来る作品が多すぎて、逆に何から見ればいいか分からず、加入しているのに全然映画を見てない生活が続いていたんですけれど、このdiscordチャンネルに入ってから色々な映画を見る機会が出来て幸せ。

 

一応、メモ程度に見た作品の感想を書いていきます。クソ浅瀬感想なので許して。

ネタバレっぽいのは反転白文字にしたんですけれど、これで防止になっているかは不明。

◆天気の子

当然これはdiscordで通話しながら見たわけじゃなくて映画館で見た映画だけれど、 最近見た映画なので一応。

君の名は。に続いてこのレベルの作品が連続で出てきたことに本当にビビった。個人的には君の名は。より好き。

 

散々言われていることだけれど、ドストレートなセカイ系(※「セカイ系」っていうフワフワした言葉を定義せずに使うと過激派に焼き討ちされるので、ここでは「物語の過程で主人公が少女と世界を天秤にかける選択を迫られるボーイミーツガール」とします)で00年代エロゲオタクに凄く刺さる内容。ご多分に漏れず自分にも刺さった。エロゲだとまあ主人公はウジウジ悩むんですけれど(選択肢があるしね)、帆高はかなり早い段階で決意固めてゴリラパンチと拳銃で空に昇るので爽快感が凄い。結構粗もあるけれど(平泉成にタックルする凪はマジでどうやってあそこにたどり着けたの、テレポート?)、映像とグランドエスケープで殴ってくるのが強すぎて降参です~って感じだった。

ところで、自分を含めて「天気の子のストーリーラインを見たことがある」みたいな感覚に陥っている人が多かった気がするんだけれど(天気の子の「原作エロゲ」、みたいなネタ記事がバズってたし)、イマイチ類型として挙げられる作品(イリヤの空とか)に納得がいかなくて、ちょっと類型というには厳しいものが多いように思う。なのに「既視感」を感じるのはセカイ系大好きオタクが潜在的に「見たかったもの」が新海誠からお出しされたということなのかな~とか思ったりした。

あと、ラストシーンの直前の天気予報で「時々晴れ間が~」ってキャスターが言ってたから、てっきり陽菜の祈りによって能力の搾りかすが発動してちょっと晴れてたのかな、とか思ってたんだけれど、それを友人に伝えたら「だとしたらラストシーン台無しじゃない?力を失ったにも関わらず人のために祈る陽菜っていう描写じゃないの?」って言われて「たしかに……?」ってなったんですけど。だとしたら天気予報でわざわざ「時々晴れ間が~」とか言わねえだろ、って思って。どうなんだろうな~これ。あーでも「能力を失った(と本人は思っている)陽菜が無心で人のために祈り、その祈りによって(能力の残滓が発動して)晴れた」なら陽菜の祈りの尊さは損なわれないかな、自己解決しました。

それとなんで空から堕ちて来る時に手錠で繋がなかったんですか?冲方丁先生も

鳥居のもとで、地上に戻った主人公とヒロインがともに横たわるとき、互いの手首が手錠で結ばれていることは、まったくもって「個人的な趣味」に合致する。ヤー。

って言ってる。これはマジで疑問、なぜなら俺の個人的な趣味にも合致するので……なんでやってくれなかったんだろう。

 ◆シャークネード1

いわゆるサメ映画で名前は知っていたものの敬遠していたんだけれど、熱心なシャークネードファンに勧められて見た。

非常に低予算なのもあって、画面づくりが半端なくチープ。嵐が来ている設定なのにめちゃくちゃ晴れてたり、流石にそれだとおかしいからカメラにくすんだ感じになるフィルターかけたり(曇っている雰囲気になるだけれど明らかに日光が照り付けてる)、資料映像が流れまくったり、竜巻に巻き込まれて飛ばされていく人が垂直ジャンプみたいに消えてったり。でも、ワイワイボイチャしながら見ていると「めっちゃ晴れてる!」「天井の吸引力ヤバ!」みたいに盛り上がれて中々楽しかった。

普通に見所も結構あって一瞬で死ぬNTR男とか、ハリウッド看板に潰されて死ぬところとか、ダイソン天井とか、ラストのノヴァ救出とか。最後まで見れば次見ようって気になったのでやっぱいい映画なのかも。でも仮に1人で見てたらリタイアしてただろうな~。

◆シャークネード2

シャークネードの2。これ6まであるらしい、正気か?

1はチープなサメ映画だったんだけれど、2でかなり予算が増えたのか、かなりCGなどのクオリティがあがった。まあ、チープさが薄れたところでサメ映画なんですけど……。

1に比べて2はかなり盛り上がるポイントがしっかりしていてエンタメとしてちゃんと見ることが出来る。バスの上で演説するシーンとかヒーロー映画じゃん!ってなった。スカイが死んじゃった時はマジで悲しかったし。

あと、「予想降サメ量」とかいうキチガイワードをニュースキャスターが読んでいるだけでクソ笑える。ぜひ見て欲しい。

◆シャークネード3

3まで来るともうこのシリーズお約束みたいなのがみんな分かってきて、通話中に「回転物ノルマ」「トゲ枠」「血族バフ」などのワードが生まれた。楽しい。

2に引き続いてエンタメとしてかなりしっかりした出来になっている映画だと思う。ラストのおじいちゃんのセリフとかハリウッド映画かな?と思ったぐらいカッコ良かった、嘘かも。

宇宙空間でチェーンソー使えるのかな?と思ったらビームチェーンソーなので問題なかったんですよねー、こういうとこホント好き。

◆シャークネード4

4は冒頭で「え!?!?!?!」っていうクソデカ大声出た。見た人みんな出ると思う。

4まで見ているシリーズファン向けなので内容がぶっ飛んでる。でも不思議と「竜巻が原子力発電所を襲ったらニュークリアネードになるよな」ってスッと理解出来たので、このシリーズに完全に調教されている。

映画のジャケットからしアベンジャーズかよ、って思ってたらマジでアベンジャーズだった。

◆シャークネード5

4まででアメリカの主要な名所は全部破壊しちゃったので世界進出したシャークネード。

製作陣がやりたいことやる悪ノリがどんどん加速してる。シドニー・オペラハウスが変形してビーム撃った時はクソ笑った。小学生ぐらいの時に「これ絶対変形してビームとか出るでしょ」って思ってたのを思い出した、製作陣が小学生すぎる。話の流れとしては6に繋がる負けパートなので悲しい感じなんだけれど、ラストで大人ギル出てきたときはマジで大声出た。すげえよこの映画。

◆シャークネード6

時の流れをさかのぼってシャークネードを根絶する話。3で宇宙進出して5で世界滅ぼしちゃったから残り何あるんだろうなと思ったけれどタイムトラベルがあったか~みたいな感想。エイプリルで遊びすぎでしょ、って感じだったけれど終わり方はハッピーエンドで良かった。見終わってとってもスッキリ。

オススメなのでシャークネードシリーズ見てください。

◆ラバランチュラ

シャークネード3だかにラバランチュラの主人公が出てきた(ラバランチュラにもシャークネードの主人公フィンが出て来る)ので見た。ちょうどGyaoで無料だったので僥倖。

モンスターパニックとして綺麗な出来だった、過去の栄光、落ちぶれた現状、まわりとの確執を火山グモ(?)との戦いを経て解決していく感じ。

火山グモ出産シーンがえっちだったのでこういうの積極的にやって欲しい。

クワイエット・プレイス

物音出したら襲ってくるモンスターがいる映画。目の見えない傭兵おじいちゃんが出て来るんだっけ?と思ってたらそれは「ドントブリーズ」だった。

物音を出したら襲ってくるモンスターに怯えながら暮らす家族が描かれるんだけれど、設定やシチュエーションの粗が目立ってキツかった。物音がなるべく立たないように色々な工夫(地面に砂をまいて足音を消す、金属の食器じゃなくて木製の食器を使う、とか)をしている一方で、大人が2人いるのに子供たちを前後ろで挟まない(で後ろから襲われて子供死ぬ)、落ちたらクソでかい音がしそうなランプや時計が固定されずに机の上に置いてある、釘、とか「こいつら本気で生き残る気あるの!?!?」って感じの雑さ。設定的には米軍とかは敗北してて世界が滅びているっぽいんだけれど、ラストバトルで普通に(色々あった末に)銃で撃って殺してたし「こんな雑魚どもに俺らの米軍が負けるはずないが?!!?」みたいなキレ方をしてた。

アイディア一本勝負で細かいところが雑だとキツいという事実を学んだ作品。

◆イット・フォローズ

セックスすると感染する呪いが出て来るホラー。

呪いとして出て来る奴が不定形なのがまず怖いし、自分にしか見えないっていうのも怖さを増幅させてた。その結果、ラストシーンで後ろに見えた人影が「それ」なのか分からん~ってなるのが本当に良い。

普通に怖いホラーとして楽しめたんだけれど、「それ」が何なのかの考察も面白かった。「青春」とか「死そのもの」とか、色々あるね~って。個人的には「大人になることへの恐怖」みたいなもんかな~と思って見てた。

ほしのこえ

天気の子やってたので新海誠の昔の作品を見ようシリーズ。

まー絵が古いしキャラの顔がショボいんですけれど、このころから背景はめちゃくちゃ綺麗でやっぱ新海誠って変態なんだなって思いながら視聴した。

作品のストーリーは2002年っていう時代を感じさせるもので、好きか嫌いかで言えばめっちゃ好き。オタクはこういうのに弱い。新海誠作品の男キャラにしては立派な奴だな、と思ったけれど秒速5センチメートルがズバ抜けてるだけで他はそうでもないのかもしれん。

 ◆言の葉の庭

新海誠作品パート2。

天気の子でも思ったけれど、雨の描写はこのころから凄い。あと夕焼け。

全体として良い映画だったな、っていう感想なんだけれどよくよく思い返してみると粗も多くて、「もしかして、これ入野自由花澤香菜のパワーで押し切られてる???」ってなった。多分、実際そうだと思う。

◆シャイニング

ジャケットがクソ有名な映画。なのに見てなかった雑魚なので見られて良かった。

名作と言われるだけあって凄い映画だった。ただ、ホラーとしてしっかり怖かったのに例のジャケットのシーンになるとどうしても笑ってしまった。有名すぎるのが悪い。

デビルマン

悪名高い実写デビルマン

見てみると言うほど酷くはなくて、戦闘時一瞬劇画調になるところとか、生首とか、ボブ・サップとか、コードギアスで見たような人の柱とかは結構良かったと思う。まぁ、他は酷かったので映画館で期待して見た人は確かに可哀そうだな―とは思った。

これで心置きなく実写版デビルマンを見てないのにクソ映画の代名詞として使う輩をバカに出来る。

サスペリア/ルカ・グァダニーノ

バレエ団の裏で悪魔崇拝?している魔女たちが暗躍してる……みたいなお話。

むかーしの作品のリメイクらしくてあんまり評価高くなかったんだけれど、しっかりグロいし怖かったので楽しめた。ただ、最初の怖いシーンに至るまでがなっっっっっっっがい。152分の尺もっと縮められただろ?

おじいちゃんと女コーチと怪物ババアが同じ女優さんって聞いて「へー」ってなったけれど、それ以上の感想がなかった。なんか深い思惑があるのかも知れないけれど全く分からん。人がぐちゃぐちゃになって死んだね~でよくない?

ロンドンゾンビ紀行

老人ホームにゾンビが襲ってきて防衛する話。

って聞いてたんだけれど、思ったより老人ホームパートは短くて銀行強盗やらかした孫たちパートが長かった。まぁ、ゾンビものなんで人はバタバタ死ぬし孫たちも普通に銀行強盗とかいう犯罪を犯しているんだけれど、基本的にはホッコリする内容。あと、登場人物のゾンビへの理解度が高くて「頭を撃つのよ、常識でしょ?」とか言ってるのがツボだった。あと、最後おじいちゃんが無双するシーンが本当に良かったなー。

ジョジョ(実写)

前日の22時ぐらいから2本映画見て、夜の3時ぐらいに「もう1本なんか見ます?(バカ)」ってなったときに「ジョジョの実写見たい(狂気)」って言われたので見た。狂ってる。

4部の杜王町が舞台。スタンドのバトル演出はかなりカッコ良かったし、仗助の戦闘センスの魅せ方もかなり良かったと思うけれど、とにかく空条承太郎が完全にコスプレのおっさんだったのがキツかった。画面に入るたびに笑ってしまう。まあ、仕方ないよね……って感じでそんなに悪くはなかった。

◆ムーンライズキングダム

12歳ぐらいの男の子と女の子が駆け落ちする作品。

めっちゃ面白かったーって感じではなかったけれど、見終わった後に不思議といい気分になる映画だった。ラストで、嵐でなくなっちゃった海岸?を描いてるのが凄い良かった。

◆レオン

殺し屋が女の子拾う話。

有名らしいけど雑魚なので初視聴。見られて良かった。

めちゃくちゃ良かったけれどいざ感想を書くとなるとチルダ可愛かったね~ぐらいしか出てこない。ラストの植木植えるシーンで、通話している人が「そこは日当たり悪いだろ!」って言ってて笑っちゃった。

◆コワすぎ!1

TLで盛り上がっているのをよく見かけたけれど見てなかった作品がニコ生でやってたので見た。プレミアム会員にならないと全部見られなくてキレながらニコニコに課金した。許せねえニコニコ。

小耳に挟んだ情報的にはあんまり怖くないのかな、と思ってたけれどわりと怖かった(でも後々の奴はあんまり怖くなくなっていくけど……)。続き物の最初ってこともあってあんまり強い印象は無い。モキュメンタリーっていうジャンルそのものを殆ど見たことがなかったのでそれは新鮮だった。他は最強アイテムを手に入れたぐらい……?ホームレスのオッサンの脳漿のぶちまけ方が凄かったねーってぐらいかな。

◆コワすぎ!2

思い出そうとしているけれどマジで覚えてない、怪奇現象取ったテープの続きでハメ撮り撮るんじゃねえよ!って思ったぐらい。

あ、男女平等パンチがありました。工藤の暴力性がよく伝わるフレーズ「男女平等パンチ」好き。

◆コワすぎ!3

そろそろ工藤は関わった奴らが全員酷い結果になっているのを反省した方が良いと思う。死人と失踪者と成れ果てが多すぎでしょ。

1の髪飾りが「持っていると死ぬ」アイテムなのに「ビニール袋に入れていればセーフ」理論で工藤が無事なの本当に笑ってしまう。

◆コワすぎ!4

終始、菜々に「クソ女がよ~~~」ってキレていた気がする。実際クソ。

タイムリープで救おうとするのはかなり面白かった、後の伏線にもなってるしね。白石空間なるものも学べた。

◆コワすぎ!劇場版序章

鶴屋南北が勝手に霊能力者にされてるのが面白すぎる。

取りつかれた女の右目が髪で見えなかったから「こいつマシュじゃん!」ってずっと言ってたのは面白かった(最悪)。

◆コワすぎ!史上最恐の劇場版

今までのモキュメンタリーから一気にスケールが壮大になっていくのが楽しめた。

工藤の親殺しとかもしっかり伏線あって、シリーズ見てて良かった~ってなった瞬間。

◆オカルト

有識者から最終章見る前に見たほうが良いよって言われたから見た。

内容的にはあんまり面白くなかったけれど、「無敵の人」概念を踏まえて見るとかなりホラー。「地獄だぞ!」おじさんにもっと力があればな……災厄の前触れの天啓はこういうキモいおっさんじゃなくて行動力のある青少年に授けたほうが良い。

◆コワすぎ!最終章

江野君!!!江野君じゃないか!!!

映画の内容自体はクソ汚いんだけれど、江野君の友情が感じられて良かった、オカルト見といて良かったと思う、ありがとう有識者

いや、でも内容としてはクソ汚いのであんまり好きじゃないです。

◆ハードコア

一人称視点で進むSFアクション映画。

なんやかんやあって主人公が喋れない設定で物語が始まり、その上ずっとPOVなので見ていると「主人公、これ俺じゃん」みたいな感覚になれる。

FPSやったことある人的にはなじみのシチュエーションが何度も出て来るので、そういう人はすごく楽しめると思う。内容も凄くエンタメとして良かったのでオススメ。

ヘルレイザー

ピンヘッドが出て来る映画。正直それ以上の感想はあんまりなかった。終始「女はやっぱクソだわ」という最低な会話がかわされていた気がする。

◆スラムドッグミリオネア

スラム出身の少年がクイズミリオネアで億万長者になる話。実話をもとにしてるらしい。

映画の基本的な流れとしてはクイズが出題→主人公がその答えをどこで知ったのか分かるエピソード、みたいに進んで、その物語の展開方法は惹き込まれるし良かったんだけど見終わってみるとあんまり面白くなかった。

まず、主人公がクイズミリオネアで正解し続けられることに何かウラがあるんじゃないのかと期待してしまったのが良くなくて結果としてはただのラッキーボーイ、というオチに肩透かしを食らってしまった。そもそもこの主人公がめちゃくちゃ行き当たりばったりに行動してるし(でなんだかんだラッキーだったり兄おかげだったりで助かる)、あんまり好感が持てなかった。最後恋人がテレホン取るのも感動の展開!って手放しで褒められなくて(答えられねえのになんで電話出たんだよ、とかそのせいで兄貴が死ぬのが早まったじゃねえか、とか)。まあ、纏めると運だけクソ野郎は気に入らえねえ、ってことですかね。

ま、実話ならしゃーーーーーーーない。

この映画見終わった後に紹介されたこの動画の解答者がクソカッコよくて、「あれ?さっきまで見てた映画よりこっちの方が……」みたいな複雑な気分になった。

かっこいいミリオネア - ニコニコ動画

 

◆ジャンゴ繋がれざる者

タランティーノにわかだったので勧められたこれを見た。

ドクター・シュルツがマジで好き。雑魚なのでクリストフ・ヴァルツを知らなかったけれど一瞬で好きになった。

魅力的なキャラクタが多いし、人が弾けたスイカみたいに死んでくし良い映画だった。

スナッチ

群像劇で、最初話が良く分からなかったけれど、通話してたはしごさんが軽く解説してくれたおかげでとても理解しやすくなって助かった、神。話が分かれば痛快な物語で楽しめた。通話してた人たちは「犬が生き残ったので+5億点」ばっか言ってたけど……。

スキャナーズ

超能力者バトル映画。

CGとか使われてないのにすげー迫力のある超能力の表現になっててビビった。「1981年制作……1981年!?!?」みたいなことをずっと言ってた気がする。30年以上前にこのクオリティのSFが描けるんだな~みたいな感慨があった。そら後の作品にめちゃくちゃ影響を与えますわ。

◆ウルフオブウォールストリート

「俺は1日最低2回マスをかく」で「Twitterでめっちゃみたことやる奴!」ってなった。

勝ちまくりモテまくりの内容でIQ下がったけれど笑いどころが多くて面白かった。尺取虫みたいに車に向かうとことか。

◆REC1

POVのホラー。

ジャンルとしてはゾンビもの?(実際はゾンビじゃないけど)なのかな。POVの強みがしっかり出ててとにかく画面から得られる情報が制限されているのがめちゃくちゃ怖い。あと「ゾンビ化」すると狂暴化するパターンかつ閉鎖空間なので緊張感が凄い。

◆REC2

時系列的にはREC1の1時間後ぐらい?

神父とか出てきて今回の事件の謎が解明されていくところで凄い興奮した。特に声色を自由に変えて脱出を図ったりするところとか(重要な伏線だし)、クソ学生を椅子に縛り付けて悪魔から情報を聞き出そうとしたりするところとかで「REC1ではただの感染症だと思ってた現象が、めちゃくちゃ狡猾な『敵』がいる奴じゃん!」ってなったときの驚き・カタルシスが素晴らしい。大好き。あとREC1のラストで自然に出てきたメデイロスが実は暗視カメラじゃないと視認できなかった、みたいなギミックも良かったな~。あとアンヘラがえっち。

ここ1か月で見た中では1位2位を争うぐらい好きだった。

◆REC3

REC1、REC2から雰囲気がガラっと変わった。

POVもすぐやめちゃうし、呼吸が苦しくなるほど緊張感のあった1や2と違って笑えるシーンが結構ある。まぁ、期待してたのとは違うけれど「シャークネード的楽しみ方」をすればそんなに悪くないかなという感想

◆REC4

カス。

POVやめたのは、表現したかったこととPOVの相性が悪いと判断したんだろうなって納得してたんだけれど、それ以外がゴミすぎる。

まず船が強固なドアで区切られてるから全然ゾンビに対する危機感が無い、ドア閉めたら入ってこれねえんだもん。あとREC2ではメデイロスが非常に狡猾な敵で、「こんな奴を外に解き放ったらやべえ」って感じられる脅威だった。普通に世界を破滅に追い込めるぐらいのパワーがあるし。そんな中で、邦題に「ワールドエンド」とかついてるこの映画で、メデイロスがどんな罠を張って船から脱出して世界を滅茶苦茶にするのかと期待して見てたら、実はメデイロス君あんまり暗躍していませんでしたからの魚に食われて脱出できたねオチ。マジでこの2時間なんだったの?っていう脱力を感じた。

REC2の神父はメデイロスの企みを看破して自分が死ぬことも厭わずにメデイロスを外に出すことを阻止しようとしてたのに(メデイロスが声変えられるから最終的には負けるけど)、REC4の隊長?は自爆ボタン押しておきながら自分だけ助かろうとしているしダサ過ぎる。矜持はないのか??

REC1・2が大好きだっただけにREC4があまりにもゴミで本当に悲しかった。みなさんREC1と2まで見てください。

◆イングロリアスバスターズ

再びのタランティーノ履修。

ジャンゴの時も思ったけれど、「一触即発の空気」を演出するのが上手すぎる。「雰囲気がヤバすぎる~~~一体どうなっちゃうの~~~~~」ってドキドキがたまらん。

あと、クリストフ・ヴァルツのランダがやっぱ最高だった。

◆ウィーアーリトルゾンビーズ

8月31日に1日限定でWEB公開されてたのでみんなで見た。

なんだろうな~視聴し終わった後にかなりダメージ受けてヒカリに対する羨望の念がかなりキた。言語化するの難しいし多分恥ずかしい奴だからやめる。

曲が良かったね~(浅瀬)。

イージーライダー

アメリカンニューシネマの代表作らしいんだけれど……良くわかんなかった……。多分前提として知ってなきゃならない知識が足りなすぎるからだと思う、不甲斐なし。

バーフバリ 伝説誕生バーフバリ 王の凱旋

これも一時期TLで流行ってた枠。

バーフバリが呂布の武力と孔明の智力と劉備の魅力を兼ね備えてて、あまりにも最強。実質なろう小説。

英雄譚として分かりやすく面白かった。でも回想が長くね??城の攻略が完全にRTAで笑っちゃった。

◆マッドマックス怒りのデスロード

これも一時期TLで(ry

マッドマックス全く履修せずに見たせいか、イマイチ楽しめなかった。最初の方の火を噴くギター野郎とかで「あ、これシャークネード枠だ」って脳が誤解したのが悪かったのかも。「ストーリーが魅力」とか言われたんだけれどそこらへんを全然感じられなかった……。

◆ヘレディタリー/継承

めちゃ怖いホラー。

「このホラーめちゃ怖いよ」って紹介されて見たんだけれどめちゃ怖かった(ボギャ貧)。

どっきりギミックとか過剰なグロとかはあんまり無いんだけれど、映画全体の雰囲気が凄く不穏で見ていると本当に呼吸が苦しくなる。耐えられなくて途中でラマーズ法で呼吸してた。

ホラーとしてめちゃ怖いんだけれど、終盤に入ると一気に謎解きパートみたいになって起こっていた現象に対してしっかり答えを描写してくれたのが好み。REC2でも思ったけれど惨劇に隠された秘密が開示される展開が好きなのかもしれない……ん……?「ひぐらしのなく頃に」……?頭が……。

 

1か月ちょっとで45本ぐらい映画見てるらしい。とても充実してるので悪シネとはしごさんには本当に感謝。

頑張って継続したいな~。